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ザッザー【主人公】ZAZZER

GYO惑星最強戦士のヒーロー


悪とウソをきらう「愛と勇気のソルジャー」。

ザッザーが優勝した「愛と勇気のGYO星団最強ソルジャー決定トーナメント」は、戦いの強さだけでなく人格も審査されるため、デリカシーも持ち合わせていなければエントリーすらできない。

故郷を背負って立つ自覚があるザッザーは、強さだけでなく愛情と優しさにも溢れているのだ。

だが、間抜けな一面もあり相手のフェイントに引っかかりやすいのが弱点があり、まじめなのか、ふざけているのか、わからないところがある。


身体には自分の名前と故郷への想いから「33」のゼッケンを背負い、デコのGYOマークは「真の勇者の紋章」であるため、ムシが直接デコに書いたものだけが認められた者の証。

よって現時点では、ムシ以外にこのGYOマークをデコに許されている者は、ザッザーだけだ。


独特なまゆ毛からは、GYO33惑星との交信時や、希ではあるが攻撃時にハト時計のハトのようにデーデポッポという伝書鳩が飛び出す。

左腰に備え付けてある、しょう油・酢・ラー油の各ビームは、敵を混乱させる時の武器として使う。

必殺技の「プライド オブ GYO」という手から出る強力な特殊レーザー攻撃で、ギョザッザーのミッション、宿敵キッキーをやっつけろ!

スイSUI

GYO33番星 NO.1モデル


GYO33番星の中では、写真集を出すたびに即完売するほどのアイドル的No.1人気モデルである。

しかし、モデルのためのエクササイズにボクササイズを取り入れていたら、いつのまにかもの凄いスピードと威力の、誰にも見えないパンチが打てるようになってしまい、その恐怖でジムのトレーナーがみんなやめてしまった。

そのパンチを身につけたことを良いことに、しつこい男が寄ってくるとそのパンチを繰り出し、何が起こったのかチンプンカンプンのうちに相手が倒れているといったことがよくある。

たまにザッザーも不意打ちを食らい、知らないうちに倒れていることがある。

本人いわく、そのパンチに、自身の気高さを保つための「ディオールパンチ」と命名した、と言う。


惑星地球での主な任務は、秘書と戦闘のサポート。

ギョザッザーのミッションでは、戦士ではないため普通では選ばれないのだが、手に入れたディオールパンチを武器に正義感とストイックさを自らムシに猛アピールをし、今回の任務に入ることができた。

本音は「地球旅行に行きたいっ!」的な気分である。

"これでもかっ!" ってほどツンデレを演じるが、ちょっとだけザッザーに気があるのかも?!

アゲアゲAGEAGE

GYO平和維持軍 諜報部員


見た通りのお調子者で、自分本位であるが憎みきれない。

しかし任務は重要なポジションであり、やる気が出ないとウソの報告をすることもあるが、GYO平和維持軍は惑星民の総選挙で選ばれるため、このポジションは人気者のあかしである。

だが、諜報部員としては特徴がありすぎ目立つのが少し難点だ。


敵との戦いの時は、自分の安全のため遠くから拡声器で相手の悪口を言いまくり、相手を発狂させて冷静さを失わせる戦法をとる。

しかし、これが意外にもキッキーに有効であるため、欠かせない要因である。


GYO33惑星ではアンダーグラウンドながらラッパーとしても活動しており、意外にも感受性の強い繊細な心の持ち主でもある。

とにかくテンションは常に高く、ムードメーカー的な存在であると同時に、スイのことが大好きであることを包み隠さない。

よって、スイがザッザーと仲良くしている時など、よく邪魔をする。

キッキーHARUMA-KIKKY

宿敵 邪悪な侵略者


バンブーシューツ惑星に住み、凶暴な性格で他人の良いものを見境なく奪おうとするイヤしいヤツ。

山のような数のスターチアメーバという生物を手下に従え攻撃させるが、自らの攻撃は、何でも「不真実の口」に入れ、食べてしまうことだ。
 
この不真実の口の歯は石でも鉄でも何でも噛み砕いてしまうため、とても危険である。

よってキッキーには捕まらないように気をつけなければならないが、動きはそれほど速くないため逃げ足を鍛えておけばなんとかなる。

しかし、たまに攻撃がうまくいかないとヤケクソになり、落ちている石ころや物を弾丸のような凄い勢いで投げてくることがあり、それに当たると致命傷を負うためそれにも注意が必要だ。


弱点は辛いものだけが大嫌いなことと、しょう油や酢を見ると、それに自分が浸され食べられてしまうという恐怖の妄想に駆られ逃げ出したくなるため、ザッザーの腰の武器を見ないようにしている。

よって、遠くからでも攻撃できる割り箸ミサイルを開発している。

ムシMUSHI

GYO惑星の王


唯一、餃子のルーツをすべて知り、GYO33惑星民に愛され、その王として君臨する仙人。

王であるが、惑星民の希望によりそれを超えた「神」と記すよう懇願されたため、身体にその文字を刻んだ。

ギョザッザーのミッションの総指揮者でもある。


実はザッザーの父であるが、なぜかザッザーにはその真実を伝えずにいる。


噂ではザッザーも知らない最強の奥義を持っていると言われるが、戦士としては引退の身であり生ける伝説である。

功績においては、ストーリーに書いてある通りだ。


ほかにも一部でささやかれている武勇伝がある。

遠い昔、宇宙征服をもくろむ悪の宇宙生命体を、ほとんど一人でやっつけ、それに感謝した宇宙連盟体の理事長が、星座において王冠の象徴である「かんむり座」を分解して「ギョウ座」に変え、ムシをたたえたとの言い伝えがある。

同時に北斗七星は「ひしゃく」ではなく「フライパン」ということにすると告げられ、いずれにしても何一つお金が掛かってない賞賛だが、ムシはこの上ない喜びを感じたという。

しかし、その星座たちは惑星地球上から見た場合しか形を成さないため、GYO33番星の惑星民は、いつか惑星地球に行ってこれらの美しい伝説の星座を見たいと願っているという。

コザッザーKOZAZZER

ザッザーにあこがれる少年


とにかくザッザーが大好きで、憧れているため何でもザッザーの真似をする少年。

デコのGYOマークは、真の勇者ではないため見つかると怒られる。

よってバレないように薄くして書き、友達の間だけで自慢をしている。


だが、そんなコザッザーもソルジャーになるための努力はしており、トレーニングのほかに人格者になる勉強もしているが、まだ人生経験が足りないため言っていることに説得力がない。


ギョザッザーのミッションにも参加したがっているが、当然まだ何の実績もなく認められないため、2回目の出発時に内緒で宇宙船に強引に乗り込んでしまう....

惑星地球に向かう途中でザッザーに見つかるが、下ろすこともできず仕方なく同行させることに。

コザッザーは、率先してザッザーの役に立てるよう頑張るが、足手まといになるだけであった...


しかし、GYO惑星民のプロフィールで紹介するが、コザッザーは少年ながら "火入れの儀式" を経てザッザーと同じ焼き餃子となっているため、とても志しが強く素直な少年であり、この先を見届ける必要がある。

片想いであるが、ロリ花が大好きである。

ニラレばばぁNIRAREBABAH

地球人の予言者


決して多くは語らないが、何かが起こることを察知すると現場に現れる神出鬼没の予言者。

我々と同じ人間であるが、現れたからと言って何をするわけではない。


今回のギョザッザーのミッションでは、ザッザーたちが到着することを察知し、某地方都市に降り立つ瞬間を目にする唯一の人間である。

その後、勝手にザッザーたちに付いてあるき、自然と同行者になる。

しかし、何かがニラレばばぁに降臨してきた時、手に持つニラを振りながらボソっと話す「ニラ予言」が的中するたびザッザーたちは驚き、その信憑性を欲した一行はギョザッザーの戦力として加わってくれるようお願いするのであった。

ニラレばばぁは何も言わないが、付いてくるため了承したのかと思いきや、肝心な時に居なくなったりするのでアテにならない。


ミルクティーという名のカピバラをペットとして飼っている。

ライスっすー大盛RICESSUE-OHOMORI

ホワイトハッカーでザッザーの親友


GYO平和維持軍諜報部でホワイトハッカーとして活躍しているため、アゲアゲと同じ所属である。

餃子ではないので、GYO星団内の他の惑星から移住してきた。

今回、バンブーシューツ惑星へのハッキングで、キッキーによる地球侵略の情報を引き出した立役者だ。

しかし、そのせいでザッザーに過酷な運命をたどらせることになってしまい、心を痛めている。


ザッザーとの相性が最高であり、ザッザーを引き立たせるために考えて行動する無二の親友。

ザッザーが頑固者でみんなが困った時なども説得して和を保ってくれる、チームワークに欠かせない存在である。


同じ所属のアゲアゲから面倒な仕事を頼みこまれることがあるが、仕方なくやってあげても手柄はすべてアゲアゲに取られてしまう。


プライベートではGYO農業委員の理事長を務め、農業の発展に寄与している。

ロリ花LOLICA

GYOの天才少女ピアニスト


GYO33惑星にも音楽がある。ピアノがある。

ロリ花は小さいながらもコンクールを総なめにするほどの天才的なピアニストだ。

類い希な才能と可愛さから惑星民的アイドルの存在になりつつある。

コザッザーとは幼なじみであり、コザッザーはずっとロリ花に片想いをしている。

しかし悲しいことに、ロリ花はコザッザーを友達としか思っていない。

ロリ花の将来の夢は「お嫁さん」。

コザッザーはその座を狙い、振り向いてもらうために日々自分を磨く努力を欠かしていない。

シウ・マイダーSHIU-MIDER

ザッザーの仲間


ディアー・スワンプという惑星があり、そこで生を受けるが、惑星地球の某大都市が気に入り住み着いている都会っ子である。

以前、惑星間異文化戦士交流会でGYO33惑星を訪れたことがあり、ザッザーとはその時にスパーリングを行い、意気投合している。

シウ・マイダーという名前だが、一緒に来た仲間には "マイダー" と呼ばれているらしい。

惑星地球に住んでいるのであれば、ギョザッザーのミッションでピンチになったら呼ぶことがあるかもしれないとザッザーは言っている。


「かったるい」「ひゃっこい」「とっぽい」などが口ぐせだ。

ザッザーいわく、マイダーとのスパーリングの時、疲れてきた様子を見せたとたんにグリンピースが赤くなったと言っていた。

メカザッザーMECHA-ZAZZER

ザッザーが乗り込むロボ


宿敵キッキーは、とてつもなく強い。
  
GYO平和維持軍ウェポン開発部は、万が一ザッザーたちがピンチになった時のために、メカザッザーを開発した。

惑星地球での戦いを想定し、一番大きいサイズにしなければならないというプロジェクトから、当初東京タワーと同じ大きさにしたが、スカイツリーが出来てしまったため、慌てて634メートルに作りなおした。

よって、これは実質2号機である。

なぜこの大きさが必要と想定したのかは不明だ。


ボディーは、過酷な宇宙空間でもへっちゃらな、GYO33惑星の発射台にも使用されている最先端ネオウルトラ超合金でおおわれているため、太陽の中へ進入できるほどの強度と剛性を持っているとされている。

だが、確かに負けないが、、、デカすぎて勝つこともできないのではないか....

実戦で使用するまで、その力は未知数である。


ザッザーがこれに近づき、乗ろうとする意思を示すとメカザッザーがザッザーを操縦席まで吸い上げる。

ギョザムライGYOZAMURAI

GYO33惑星の警察署長


ギョザムライは元戦士である。

実は「愛と勇気のGYO星団最強ソルジャー決定トーナメント」で、ザッザーとファイナルで戦った勇者である。

その正義感と強さを買われ、GYO警察署長に任命されていたのだ。


剣の腕前だけをとれば誰にも負けたことがなく、その実力でザッザーを追い込んだシーンもあったとされている。

正義感あふれる強者の "おかっぴき" をまとめあげるそのカリスマ性は、ムシから絶大な信頼を得ている。

ミルクティーMILKTEA

ニラレばばぁのペット


ニラレばばぁと一緒に暮らすカピバラ。

某動物園から逃げ出し、ニラレばばぁと出合った。

ニラレばばぁは動物園に連絡し、スタッフが連れ戻しに来ても噛みついたり暴れたりでニラレばばぁから離れないため、動物園のオーナーが仕方なくプレゼントした。

その後、幸せに暮らしている。


エサをやり忘れると、たまにニラレばばぁが手に持つニラを食べてしまい、ニラレばばぁが発狂することがある。

GYO惑星民GYO CITIZENS

GYO33惑星の平和な一般人


GYO33惑星では、ほとんどの惑星民が幸せに暮らしている。

しかし、いざ身を立てようとした時、人生最大の過酷な儀式を通らなければならない時がやってくるのであった。

それは「火入れの儀式」だ。


まだ将来を決めていなかったり、火入れの儀式を避けたい庶民は真っ白な「生餃子」のままだが、そのままだと更なるパワーを得ることができないまま平凡な人生になるのである。

それはそれで幸せに暮らせるので、良いことであり、強制されるものではない。


しかし、目標があり夢に向かいたい餃子たちは、自ら火入れの儀式を志願するのであった。

その儀式は、"焼き"・"ゆで"・"揚げ"・"むし" の中から好きな火入れ方法を選び、その過酷さに耐え、身が引き締まったらムシからの洗礼を受けるというものである。

この惑星では、そうやって初めて立派に身を立てられるのであった。

その儀式の過酷さゆえ、儀式の途中で諦めてしまう者もいるという。

コヤスケ親方KOYASUKE-BOSS

GYO惑星の石屋


GYO33惑星は、最先端テクノロジーと原始的な手仕事の両極端を教育される。

そう、ほとんどの惑星民がパソコンを使いこなし、いろいろなものを開発し、また、食物も作り、自分で建物を建てることもできるようになる。

そんな中で、もっとも原始的な素材が「石」である。

GYO33惑星でも、惑星地球のように星が形成される段階で豊富な石が生成され、埋蔵されているのであった。

この、どうにも重くて扱いにくい素材をなんとかしていくことにより、知恵と自信が付くため技術の継承をしているのだ。


そこでその職人のボスが石屋のコヤスケ親方である。

一度、地球に行き、現地の石屋を視察したことがあると言われている。

着ているハッピと頭の名入れタオルは、その時にその石屋からもらったもので、大切に着ている。

デーデポッポDEEDEE-POPPO

ザッザーの伝書鳩


実はザッザーのまゆ毛の形は、鳥の翼の形である。

そこにおさまっているのが、デーデッポッポというこの伝書鳩だ。


ザッザーの意思でまゆ毛から飛び出し、地球からでもGYO33惑星まで飛んで行き、メッセージを伝えるのである。

また、たまにザッザーが敵との戦いで接近戦の時に、まゆ毛からハト時計のハトのように、突然すごい勢いで出てきて敵をつっつく攻撃をすることがある。


スターチアメーバSTARCH-AMOEBA

キッキーの邪悪な手下


合体して巨大化すると思えば、分裂していきなり数を大量に増やす。

脳みそを持たない単細胞でありながら、変形したり擬態したりと多彩な変化でザッザーたちを惑わす。

キッキーは、こんな邪悪で好戦的な手下を操り、攻撃を仕掛けてくるのだ。


実はこのスターチアメーバは、キッキーの体内の半分を占める成分でできているため、良く見るとキッキーの体内から産み落とされていたのだ。

恐るべしキッキー!

宇宙船 SARASPACECRAFT-SARA

最先端のテクノロジー


GYO平和維持軍がプライドを賭けて開発した、最先端宇宙船「SARA」がこれだ。

一見、宇宙船としては非常に地味だが、驚くべきテクノロジーが詰め込まれている。

ムシは、これに一人で乗り、宇宙空間をまるでサーフボードのごとく操り、戦ってきたのだ。


ギョザッザーのミッションは、この宇宙船なくして達成できない。